日本語練習虫

旧はてなダイアリー「日本語練習中」〈http://d.hatena.ne.jp/uakira/〉のデータを引き継ぎ、書き足しています。

島連太郎の三光社での活動時期と三秀舎の創業時期

石井久美子「『九ポイント假名附活字見本帳』に見るルビ付き活字 ―外来語定着の一側面―」というテキストを知ったことから、『漱石新聞小説復刻全集』と山下浩『本文の生態学』を読み直していた。実は明治末から大正・昭和戦前期における新聞活字の変遷史を社…

石井「『九ポイント假名附活字見本帳』に見るルビ付き活字」に寄す

↑*1印刷博物館所蔵の活字見本帳を活用した「国語×活字問題」――活字で刷られるところの日本語表記に関する問題――の研究成果として、石井久美子「『九ポイント假名附活字見本帳』に見るルビ付き活字 ―外来語定着の一側面―」という論考が書かれていたことを先日…

新聞活字サイズの変遷史戦前編暫定版

時折ツイートしてみたり、発表会の資料として配布してみたりしている、『東京朝日新聞』本文活字サイズの変遷を示す図がある。このような図まで作っているのは現時点では東京朝日だけなのだけれども、大手紙や地方紙を可能な限り多数集めた「新聞活字の事典…

大阪印刷界(含日本印刷界)所蔵館リスト

刊行年 大阪印刷界 ※48号から日本印刷界 および後継誌 NDLデジコレ コロンビア大 印刷図書館 東大総合 大阪府立 1909明42 1〜2号 2号 1910明43 3〜14号 4〜14号 1911明44 15〜26号 15、17〜26号 1912明45 27〜38号 27〜29、33〜35、37号 1913大2 39〜47/48…

印刷雑誌(含印刷世界・第二次印刷雑誌)所蔵館リスト

刊行年 印刷雑誌 ※印刷世界 ※印刷世界 ※第二次 ※第二次 および後継誌 NDLデジコレ 印刷図書館 明治新聞雑誌文庫 宮城県図書館 東北大 関西大 1891明24 1巻2号〜11号 1巻2号〜11号 1巻1号〜11号 1892明25 1巻12号〜2巻11号 1巻12号〜2巻11号 1巻12号〜2巻11号…

印刷雑誌(含印刷世界・第二次〃)大阪印刷界(含日本印刷界)リスト

近代日本語活字史というのを産業史的な視点から眺めていく際、『印刷雑誌』(後継誌である『印刷世界』や第二次『印刷雑誌』を含む)や『大阪印刷界』(後継誌である『日本印刷界』を含む)といった業界誌に掲載された活字広告が役立つ場合がある。 例えば「…

築地体前期五号と後期五号の「準仮名記号」一覧

昨年の暮れ、〈国語×活字問題としての樋口一葉『暁月夜』の「文」〉という形で宿題を頂いて以降、呼び名のことを含めて思い悩んでいた「候文のアレ」らの件なのだけれども。一葉のところで『当方の残念な国語力では「こと」「ごと」以下、一部のキャラクタし…

独立研究者連盟を旗揚げする日

過日ツイートした通り、研究者番号を持っていなくとも論文(あるいはそれに類する著作物等)があれば登録できる研究者ポータル・研究者データベースであるresearchmap(の中の人)が、我々「在野研究者」「日曜研究者」「野良研究者」「独立研究者」「フリー…

陸前港駅北東「昭和大震嘯碑」の(記憶)ポータル化を望む

2016年春、Ingress「Initio Tohoku Mission」に向けて新規ポータル申請が「岩手県、宮城県、福島県の沿岸部エリア限定」で復活していた。申請可否の処理もたいへん素早く、陸前港駅のすぐ北東、国道沿いに建てられていた「昭和大震嘯碑」の新規申請を2016年4…

高木元「『浮雲』 書誌」の〈組版書誌〉に寄せて

去る3月31日付での印刷・発行扱いで、立命館大学・国文学研究資料館「明治大正文化研究」プロジェクト編『研究成果報告 近代文献調査研究論集 第二輯』(asin:9784875921851)が刊行された。前半に作品研究が4本、後半に書誌研究が3本収録されているのだけれ…

正体不明な大正初期9ポイント活字

大正4年から6年にかけて新潮社が発行した出版物を見ていると、正体不明な9ポイント活字が使われているのを目にする。NDLデジコレインターネット公開資料のうち、大正3年に発行された27点中、本文に9ポイント活字を使っているのは『子の見たる父トルストイ』1…

候文のアレ

先日 id:karpa さんにお教えいただいていた、『漢字講座』8「近代日本語と漢字」と、ついでに同7「近世の漢字とことば」、同9「近代文学と漢字」を眺めてみていた。 この中では、「近代日本語と漢字」isbn:4625520886 に収録されている貝美代子「書簡文の漢…

国語×活字問題としての樋口一葉『暁月夜』の「文」

2016年度立命館明治大正文化研究会の“放課後”に、面白い宿題を頂いた。青空文庫の樋口一葉『暁月夜』は初出誌である金港堂『都の花』第百一号を底本としているのだけれど、この校正を担当されたJuki氏によると、「ぶん」と読むべき「文」は全て通常の漢字活…

モリサワ『たて組・ヨコ組』あるいは『たて組ヨコ組』一覧

年頭から掲げ始めていたモリサワ『たて組・ヨコ組』(あるいは『たて組ヨコ組』)の書影と目次などのメモですが、手持ちの不足分について@mashabow氏および@bxjp氏のご協力をいただき、創刊号から第57号までの情報を揃えることができました。全号揃いの記念…

モリサワ『たて組ヨコ組』57号/2002

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 たて組●もくじ 特集:田中一光・その仕事とデザイン 永井一正(グラフィックデザイナー)/本質を切り取る感性――T2 横尾忠則(美…

モリサワ『たて組ヨコ組』56号/2001

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集:地図―イメージと数値のグラフィズム ○たえず変化する枠組み―世界を認識する方法としての地図:多木浩二――Y2 …

モリサワ『たて組ヨコ組』55号/2000

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 たて組■もくじ 特集:聞き書きデザイン史 21・永井一正――T2 22・福田繁雄――T8 23・杉浦康平――T14 24・勝井三雄――T20 25・田中一光…

モリサワ『たて組ヨコ組』54号/2000

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集:digital notation 変容する空間・モノ 伊藤豊雄のシミュレーションと建築――Y2 渡辺誠の「誘導都市」――Y4 入江…

モリサワ『たて組ヨコ組』53号/1999

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組|もくじ 特集:スラヴ文字 アルファベット体系と聖書 矢島文夫――Y2 スラヴ文字の成り立ちと特質 佐藤純一/写真:広川泰士―…

モリサワ『たて組ヨコ組』52号/1999

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集:海外に打ち出されたニッポンそのイメージとグラフィズム 幻の東京オリンピックと1930年代の対外宣伝デザイン …

モリサワ『たて組ヨコ組』51号/1998

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組|もくじ 特集:漢字その将来 鼎談:蘇る漢字・特質と可能性 西垣通+阿辻哲次+中沢新一――Y2 簡体字の研究―中国の文字改革…

モリサワ『たて組ヨコ組』50号/1997

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 もくじ 50号記念特集: 21世紀をのぞむデザインの位置 インタビュー構成:アルシーヴ社(国内)/迫村裕子(海外) 佐藤晃一――T2 …

モリサワ『たて組ヨコ組』44号/1995

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は中綴じ両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集: NY Design Spirit アイバンとエイコが語るニューヨーク Ivan Chermayeff vs. Eiko Ishioka――Y2 Paul R…

モリサワ『たて組ヨコ組』6号/1984秋

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は中綴じ両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集『カウンターカルチャー&デザイン'60s』――Y1 アングラ演劇/ブックデザイン/雑誌/劇画・コミック/前衛映…

モリサワ『たて組ヨコ組』4号/1984春

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は中綴じ両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集●「CGとヴィジュアル表現」――Y1 座談会●三井秀樹+大西重成+吉成真由美《ヴィジュアルショック去って、…

モリサワ『たて組ヨコ組』3号/1984冬

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は中綴じ両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集:「ベルエポック・オーサカ」――Y1 1950年代の大阪グラフィックデザイン――Y2 今竹七郎・上田健一・竹岡…

Oradano明朝フォント丙申アップデート第三弾

ゴールデンウイーク前にと宣言して実行した4月27日付「十年半ぶりのアップデート第二弾」に続き、「夏頃」と公言していたOradano明朝フォント「丙申アップデート第三弾」を実施しました。「第二弾」から「第三弾」までの間に実施したβテストにおつきあいくだ…

自由(フリー)日本語フォント「Oradano明朝フォント」十年半ぶりのアップデート「第二弾」リリースについて

以下、「無料」和レトロフォントあるいは「無料」活版テクスチャ素材フォントといった形で「フリーフォント」であるOradano明朝フォントをご利用くださる方には特に必要のない情報になります。遠い昔、まだJIS X 0213フォントが十分に普及していなかった21世…

無料(フリー)和レトロフォント「Oradano明朝フォント」十年半ぶりのアップデート「第二弾」リリースについて

去る4月5日および9日付で実行した「Oradano明朝フォント十年半ぶりのアップデート」の「第一弾」に続き、本日「第二弾」となる追加アップデートを実施いたしました。≫Oradano明朝フォントの配布サイト: http://www.asahi-net.or.jp/~sd5a-ucd/freefonts/Ora…

モリサワ『たて組ヨコ組』31号/1991冬

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は中綴じ両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。 ヨコ組●もくじ 特集:プリンティングとデザインの接点――Y1 プリンティングディレクターとデザイナー――Y2 小野重記/植田芳…