2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ここ30年ほど日本の近代活字史研究のメインストリームを牽引してきた小宮山博史氏のコレクションは、先日全23回で完結した「ダイナフォントストーリー」での連載「活字の玉手箱」でも「本連載に使用した収蔵先の記載のない図版は、すべて横浜開港資料館収蔵…
かつて上海にあったAmerican Presbyterian Mission Press(美華書館)の活版印刷技師だったWilliam Gamble(ウィリアム・ガンブル)が、「いつ」日本に来て「どれくらいの期間」滞在し、「どのような内容」の事柄を伝えたのか。「いつ」日本に来たのかという…
2015年に刊行された『タイポグラフィ学会誌』08号に掲載された研究ノート「大正・昭和期の築地系本文活字書体」の段階で「今後の課題」としていたことに関連して幾つか調査が進みつつあることについて、ツイッター等で書き散らしてきた事柄を、中間報告とし…
以前、日下潤一さんの事務所でゲラ盆2枚に収納されていた府川充男氏日下潤一氏旧蔵ひらがなカタカナ活字4種をお送りいただいて整理してみた際に、ひらがなカタカナのセットとしては一部に不足の文字種があると見ていたのだけれども。その後ゲラ盆とは別のと…