2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
この記事のタイトルは「国立国会図書館デジタルコレクションの2022年12月アップデートによって全文検索機能が大幅に強化されたおかげで『官報』に公告された商業登記が探しやすくなったので日本活字工業株式会社の社史を私製してみようと思い立ったのだけれ…
1950年代の『月刊印刷時報』について、2022年12月現在、WebOPACで確認できる主要な所蔵先を一覧表にしてみました。国会図書館本は、全てデジタル化済となっており「送信資料」として閲覧可能です。 年月 通号 大阪府立図書館 国会図書館 印刷図書館 印刷博物…
横浜市歴史博物館「活字」展の図録 横浜市歴史博物館の2022年度企画展「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」が2022年12月10日から2023年2月26日までの会期で開催されています(https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/koudou/see/kikakuten/2022/katsuzi/…
東京築地活版製造所の最も初期の種字彫刻師に竹口芳五郎という人物がいました。『本邦活版 開拓者の苦心』(1934、津田三省堂)に「初期の版下書師 竹口芳五郎――明朝書体の完成――」という略伝が書かれているほか、あまり手掛かりのない人物です。同書の書き…
勉誠出版から2022年12月付で刊行される(された)『書物学』第21巻「特集 活字」に、〈「秀英電胎八ポ」書風と「築地新刻電胎八ポ」書風の活字について〉という記事を書かせていただきました。書物学 第21巻 活字: 近代日本を支えた小さな巨人たち (書物学 2…