2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
明治大正期における号数制の金属活字について、それが未知の活字書体である場合、刷られたインクの跡を見て「三号」なのか「四号」なのかを決定するのは意外に難しい。活字尺を当ててみても、小ぶりな字面の三号活字をあまり字間を空けずに組んだのか四号活…
先日の記事「小谷充『市川崑のタイポグラフィ』と「エヴァ明朝」」へのコメントでogwataさんからご教示いただいた『EYECOM』誌の連載「仰天新聞」なんだども、ogwataさんのご厚意により拝読することが出来た。連載記事の筆者唐沢よしこ氏と編集者小形克宏氏…
活字本やマンガ本にアタってる人物が自嘲して「たかがインク染みのついた紙束」等と云ふことがあるけれど、店頭に並び始めたばかりの『アイデア』342「横尾忠則196X」号(asin:B003VZVVC2)のインクコッテリの匂ひといったらもうオソロシイことになってゐる。 …
日本ではおそらくASAHI.COMの記事「米の世界最大書店チェーン売却か 電子書籍台頭…株低迷」(http://www.asahi.com/business/update/0804/TKY201008040095.html)に端を発して呟かれ続けた驚きの声と、それは誤報だといふ声なんだども。 Barnes & Noble自身に…