幼児の漢字教育に悩む

あと十日少々で満三歳十一箇月となるウチの野郎ッコなんだども。
ここ何週間か、毎日夕方17時〜18時頃になると勝手に「短冊遊び」を始める。
落書き用紙に車の絵をたくさん描いて壁にセロテープで貼り出したり、太陽の絵を描いた紙をリビングの窓に貼り出したり…といったブームがあり。自分のフルネームを平仮名で書いた「表札」を何枚も壁に並べて貼り出すブームがあり。大きな四角形の下部中央に小さな四角形を描いて「ドア」にした上さ「ヨークベニマル」だの「COOP」だの店の名ば書いた絵を貼り出すブームがあり。
休日の朝、「オトーサン、今日はどこに行くの? おでかけするの?」と己に尋ねながら、「○△□×といつしよにおでかけしましよう」(○△□×は漢字二文字を四モーラで発音する野郎ッコの名前)といふ作文ばしてみせてけで微笑ましいやら空恐ろしいやらといふ気分にさせてけだり。
さういった「短冊遊び」の過程に、ついに漢字が出現した。
細長い紙切れ(横長の短冊状)の右側に《ものすごく足が長い「ス」の字》みたいな図形と《丸っこい四角形》を続けて描き、同じ紙切れの左側に《「N」と「川」を重ねた形》みたいな図形と《丸っこい四角形》を続けて描き、二つの図形列の間(紙切れの中央部)に左右両方を指す矢印を記したもの。野郎ッコ曰く「入口・出口」!
次の例は、「おしりかじり虫」といふ文字列。不器用ながら読める状態にコントロールされた「おしりかじり」と、すごく「虫」に見える図形。
てなわけで本人の受け入れ態勢が整ひつつあるので、更に漢字さ親しめる環境ば作ってみっかと思案中。

大判漢字カード 第1集

楽しい漢字教室

クリスマスプレゼントに買っちゃうか、誕生日プレゼントにしてみるか…。馬鹿親の贅沢な悩み。