日本語練習虫

旧はてなダイアリー「日本語練習中」〈http://d.hatena.ne.jp/uakira/〉のデータを引き継ぎ、書き足しています。

横浜開港資料館「金属活字と明治の横浜」小宮山博史「活字の玉手箱」

去る1月13日から告知させていただいていた横浜開港資料館の平成30年度第1回企画展「金属活字と明治の横浜 〜小宮山博史コレクションを中心に〜」が、いよいよ本日よりスタートしました。

資料館サイトの「開催中展示案内」に掲載されている情報は、これまでの次回予告に加えて、展示ガイド『金属活字と明治の横浜 資料(原寸大)』(A4判16頁、500円+税)が販売されることを知らせる内容になっています。

企画展「金属活字と明治の横浜」では、横浜開港資料館に移管される小宮山博史コレクションから選び抜かれた資料が展示されるほか、従来から開港資料館が持っていた資料、更に横浜の印刷史あるいは明治期日本の印刷史に関わる借り受け資料が展示されるのですが、今回販売される展示ガイドは、小宮山コレクションの中の選りすぐりを原寸大で手元で見ることができる、保存用と閲覧用を買ってしまわずにはいられない小冊子です。展示をご覧になる前、あるいは展示をご覧になった後で、ぜひ手に取ってみてください。


小宮山先生ご自身がコレクションを活用して日本語活字の歴史を解き明かす――そのようなウェブ連載のうち、2005年から大日本スクリーンのサイトに掲げられている「タイポグラフィの世界」書体編:小宮山博史「書体の背景」は目次のアクセスが容易で助かるのですが、DynaFontの「ダイナフォントストーリー」で2018年現在連載中から2019年にかけて連載されたの「活字の玉手箱」(全23回)は目次機能が貧弱なので、ここに〈勝手ポータル〉を作ってしまいます。

企画展「金属活字と明治の横浜 〜小宮山博史コレクションを中心に〜」の予習・復習に、ぜひどうぞ。


■DynaFont / ダイナフォントストーリー / 小宮山博史「活字の玉手箱」目次