2023年7月18日付の「Web大宅壮一文庫」大規模リニューアルを記念して、ワンコインで検索し放題!という特別サービスが12月25日までの半年間限定で始まっています(検索し放題期間はID・PW発給から2日後の24時まで https://www.oya-bunko.or.jp/tabid/991/Default.aspx)。
"没年調査ソン"(https://current.ndl.go.jp/ca1939)的な観点から、直近の話題では次の3名を調べておきたいところ。
- 渡邊松菊齋の生没年(「大阪活字鋳造の陣容を #NDL全文検索 で更に掘り下げてみたら」https://uakira.hateblo.jp/entry/2023/01/01/185045)
- 「内外出版印刷株式会社印刷部工場長富永庄太郎氏」(「ピンマーク入り初号活字を鋳造していた弘文社(高級活字製造所)のことを #NDL全文検索 で調べていって「五号正8分の1システム」の富永庄太郎に突き当たったかもしれない話」https://uakira.hateblo.jp/entry/2023/05/27/202345)
- 青山督太郎(容三)の没年に関する典拠資料(「大阪青山進行堂のピンマーク6種と活字書体3種(付:青山督太郎の略歴と生没年――没年の典拠情報求む――)」https://uakira.hateblo.jp/entry/2023/07/09/001453)
調査前のヤマ勘では、青山督太郎の逝去を伝える雑誌記事の類は見つかりそうで、渡邊松菊齋の情報も何かは引っかかりそう、富永庄太郎は可能性が低い――と見立てています。
さて、そんなわけで入手した「ワンコインお試し索引検索」ID・パスワードを用いて早速3名を検索してみたところ。
何と!
3人とも引っ掛かりませんでした!
残念!
青山督太郎(容三)の没年については、大手紙の地方版が検索可能になるのを待つか、偶然の出会いに期待するか、――実現可能性が高いのは、どういう手段でしょう。さて。