ひとつ調べておきたい事柄があるのを先日のhttp://d.hatena.ne.jp/uakira/20070607とhttp://d.hatena.ne.jp/uakira/20070616さは記さねがったんだども、メモしておくことに。
高島義雄『傳書 活版技術』(日本印刷新聞社、1982年)のpp.193-194さ、かういふ記述がある。
明治24年(1891)の秀英舎の欧文活字の広告を見ると, サンセリフのオルタネートゴシック(1903年, M.F.ベントン, A.T.F.製)体が載っているが, これはA.T.F.の発売より12年も早く日本へきたことになるが, その原因は詳かでない。
ほんとに「Alternate Gothic」の広告ば秀英舎が出しったのかどうか明治二四年の「印刷雑誌」ばがっつり眺めてみっぺと思ったのも今は昔。まとまった時間ば作れねぇでゐる己だ。