2005年5月27日よりVectorから配布することにした例のフォント群なんだども、Vectorから届くレポートによると、どのフォントも毎月ほぼ一定量がダウンロードされ続けてをり、XANO明朝U32が4月中旬には累計5,000ダウンロード、QANO明朝が同時期に累計4,500ダウンロードとなる見込みとなってゐる。
XANO明朝は3月に累計9,043ダウンロードとなってをり、6月か7月には10,000ダウンロードに達する模様だ。
MS Windows Vistaのデビューと、それに伴う(XP用も含めた)MS明朝/ゴシックの「JIS2004対応」により、XANO明朝U32の継続配布は不要なんぢゃないかと己は思ってゐるんだども、このフォント群に関しては「致命的なバグが見つかったりしない限り放置」といふ方針なので、Vectorから追い出されるなどの非常事態が生じない限り、削除はしないつもり。
それにしても、Shift_JIS-2004エンコーディングのTrueTypeフォントであるXANO明朝がこれだけ流通してゐる理由が判らない。Shift_JIS-2004エンコーディングの電子テキストがそんなに大量に流通してゐるとは思へねぇんだども、一体どんな需要があるといふのだらう。
