日本語練習虫

旧はてなダイアリー「日本語練習中」〈http://d.hatena.ne.jp/uakira/〉のデータを引き継ぎ、書き足しています。

『光をかかぐる人々』、第五章「活字と船」

徳永直『光をかかぐる人々』、第五章「活字と船」第五節まで入力公開。
http://d.hatena.ne.jp/HikariwokakaguruHitobito/
残り二章。
浦西和彦現代文学研究の枝折』(asin:4757601271)ば、『浦西和彦著述と書誌』の後、今頃になって漸く借覧。徳永関連では『著述と書誌』以上の新知見は無い模様。『人物書誌大系』の補遺が熊本近代文学研究会報『方位』第五号にあるらしいんで、近いうち複写ば頼んでみるべし>>己。
津田孝を2冊借覧。『批評への情熱』と『民主主義文学とは何か』。うーん、話は読み取れるけど気持ちは判らん、といふ感じ。
徳永直関連で、『文学史を読みかえる3 <転向>の明暗』(asin:4755400848)も借覧。まだ木村一信「徳永直「転向」の行方」と冒頭の座談会しか読んでねぇんだども、昭和十年代って面白い時代だったんだなぁとしみじみ。Google裁判に関連して、《「昭和十年前後」の文学》が丸ごと電子テキストになってくれたらすごいよなぁと妄想がふくらむ。
日本近代文学館資料叢書である『文学者の手紙4 昭和の文学者たち』(asin:9784891779948)に収められた徳永直宛書翰のうち中野重治分は、当たり前といへば当たり前なんだども、日本近代文学館で閲覧したもの以上の内容は無かった。