日本語練習虫

旧はてなダイアリー「日本語練習中」〈http://d.hatena.ne.jp/uakira/〉のデータを引き継ぎ、書き足しています。

goo地図で見る昭和22年の豪徳寺

今頃になって知ったんだども、goo地図では東京(23区?)に限り、昭和22年と38年の航空写真と現在の地図を重ね合はせる機能を持ってゐる。
早速昭和22年の豪徳寺を見てみた。
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E139.39.1.874N35.38.43.971&ZM=8
広域を見るため上記リンクはズーム8にしてあるんだども、ズーム12だと個々の家屋が識別できるので、往時の文士の住居を特定できさうだ。
医者に処方された薬を飲んでも風邪がぜんぜん抜けていかないのは、基礎体力が大幅に低下してゐるうえに自分にとってストレスフルな日常を送ってゐることに拠るのだらう。と思ふと鬱々と。
おかげでこの一週間は一日も大学図書館に顔を出してない。いや、毎日出かける必要は無いんだども。
現在のところ群馬県立図書館と前橋市立図書館、神奈川近代文学館OPACでのみ所蔵が確認できた上毛新聞社の『上毛サロン』といふ冊子の昭和六年(第一巻)の後半(?)の号さ、川路柳虹、徳永直、大宅壮一らが何か書いたか喋ったかした記事があるらしく、それは浦西和彦編『人物書誌大系 I 徳永直』に拾はってないものと見えるんだども、三館の所蔵と微妙にズレがあるセットが古書店で売りに出さってゐる。
かうも風邪でひょろひょろしてゐると、ひと月も昼飯を抜くといふ決断は、できかねる。
生業として文学研究ができる人々が羨ましいよと、小谷野敦『文学研究という不幸』(asin:4584122644)ば眺めながら、また鬱々と。
まぁ、今売りに出てる『上毛サロン』については、秘匿するやうな人が買ひ求めるとは思はねぇんだども、できれば日本近代文学館神奈川近代文学館、または群馬県立図書館か前橋市立図書館が押さえて欲しいよなぁと、しみじみ希望。