第一刷発行からふた月ほどの遅れで楠みちはる『湾岸ミッドナイト』VOL.36ば入手し拝読奉って、すんげー衝撃を喰らってしまった。実は己、この山本兄弟の絡みとブラックバード・アキオの表裏一体化深化のストーリーば結構気に入ってて、かうして単行本できちんと追ってみる気になったといふ訳なんだども。
何スか、このSERIES 95「性能向上(1)」(36巻の最終話、『ヤングマガジン』2006年41号掲載)は!!
せっかくSERIES 94まで写植書体で押し通して来たってのに、いきなりDTP書体スか!!
いや、別にDTP書体化そのものが悪いって言ふんぢゃないんですよ。
この印刷に選択されたDTP書体で『湾岸ミッドナイト』ば刷られっと、大きめのフキダシさ刷らったアンチック仮名で特定字種の締りの無さが気にかかるのは目を瞑るとしても、『湾岸ミッドナイト』を「読書」する楽しみの大きな源泉になってゐるゴシック体テキストのあまりのヘボさに読み続ける気力ば奪はれっぺ!!!
もっと読ませるゴシック体フォント、いくらでもあっぺよオイ!!!!
2chのDTP板「湾岸ミッドナイト風にDTPを語ろう」スレの中の人にも言いてぇ。藻前ら、麻衣子タンがどうしたかうしたより、こりゃ余程DTPなネタぢゃねぇのかよ!!!!! ――と思ったども、「DTP風に湾岸ミッドナイトを語ろう」スレぢゃないから麻衣子タンがどうしたかうした言ってりゃいいのか。