Watanabe明朝の拡張といふ或る種「黒歴史」と呼びたい作業*1が「XANO明朝」へと向かってゐた時期*2に夢想してゐた漢字フォント製作環境*3であるGlyphWiki*4が、公開されて満一年が経たうとしてゐる。
当時思ひ描いてゐた明朝体漢字グリフ編集環境が目の前にあり実際に触って活用できるといふことがとても嬉しくまたありがたい。
往時はかうした漢字グリフ編集アプリケーションを使って息子と一緒に遊べるなんてことは全く想像の埒外、望外の喜びであり、GlyphWiki関係各位には多大なる敬意と感謝を捧げたい。
近く実装水準4の自由フォントが公開されることを希ふ己だ。
*1:座右の一書であった林隆男『書体を創る』にも見られるドット書体がアレの源だと全く気づかなかったといふ汚点
*2:http://www.asahi-net.or.jp/~sd5a-ucd/freefonts/AlternativeViews/
*3:「グリフウィキは、漢字グリフ（漢字字形）を登録・管理し、皆で自由に共有することを目的としたウィキです。」だから正確には漢字グリフ共同編集・活用環境か
