ウチの野郎ッコは、7を「はち」と読み違へる時がある他、しばらく前からアラビア数字を読み上げることができるやうになってゐた。
野郎ッコは階段の登り降りがマイブームなので、集合住宅の最上階(11階)まで登ったり地上階まで降りたりしながら、階数表示の数字を読み上げて喜んでゐる。
少し前までは「10」は「いちぜろ」、「11」は「いちいち」、「12」は「いちに」…だったんだども、「10」については「じゅう」または「じゅうぜろ」、「11」は「じゅういち」と呼ぶやうになった。
大きな数字のカレンダーが大好きな野郎ッコが、「12」以上の数の名を呼ぶやうになる時期や、そもそも数量の概念を理解するのは、まだまだ先の話だらう。
2ヶ月ほど前から指先が器用さを増してきて、「ぐー」と「ぱー」以外に「2」だの「3」だのを形成できるやうになったことと、数を理解しつつあるやうに見えることの間には、相関がありさうだ。
