今月満四歳になるウチの野郎ッコなんだども。
満三歳五箇月〜六箇月の頃から
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- 出版社/メーカー: ぶどう社
- 発売日: 2003/07/01
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冷や汗といふモノの意味合ひは理解できねぇらしく、己さ「冬の三十度は?」と尋ねて己が「暑っちぃ〜」と応えてやっと、汗マークば幾つか描いた小さな紙片を己の頬さセロテープで貼り付ける三歳児。
満三歳十一箇月となったところで、いつも描きまくってゐる時計の絵の周りにジグザグの線を幾つか配置して「鳴ってる目覚まし時計」を表現したり、車の絵の横に「ε彡」みたいな図形を描いて「走ってる車」を表現したり、フキダシを描いた中に「ウキャー」など音声を書いてみたりする遊びを発明した。いや、発明といふのは正しくないか。直接的には教えてゐない漫画的な絵画表現ば、漫画読みを通じて覚えた。
すんごい勢いで走ってる車両の後ろには、たくさんの「ε彡」が並ぶ。
いつか野郎ッコがマンガ家になることがあったら、三歳の頃からマンガを描いてゐた、と証言してもいいですカ?