2016年春、Ingress「Initio Tohoku Mission」に向けて新規ポータル申請が「岩手県、宮城県、福島県の沿岸部エリア限定」で復活していた。
申請可否の処理もたいへん素早く、陸前港駅のすぐ北東、国道沿いに建てられていた「昭和大震嘯碑」の新規申請を2016年4月20日に登録していたところ、同5月22日には下記のように却下の返信が届いていた。
We've reviewed your Portal submission and given the information you've provided in your submission, we have decided not to accept this candidate.
At this time, we’re not able to provide specific rejection reasons for each submission we review; however, the following are common reasons for rejection:
- The candidate is on our PLEASE DON'T SUBMIT list
- We couldn't find evidence that the candidate meets any of our ACCEPTANCE CRITERIA
- The candidate was submitted in an incorrect location, and we weren't able to find the right location
なぜ今頃そんな話を思い出したかというと、2017年4月14日に現地を再訪したところ、この「昭和大震嘯碑」が無くなっていたからだ。
この陸前港駅北東にあった「昭和大震嘯碑」は、2011年の「大震災」で倒れたものが2014-2015年に再建され、2016年度中あるいは2017年度に入ってから付近の国道関連工事のために(一時的に?)撤去されてしまったようである。
ストリートビュー2012年12月撮影:
ストリートビュー2015年8月撮影:
最近、ここ2年ほどの間に宮城県内で申請したポータルの登録可否判断処理が進んでいるようで、たびたびメールが届いている。
可能ならば、この陸前港駅北東「昭和大震嘯碑」も、一種の「記憶ポータル」として登録して欲しい(国道関連工事が終了した後、この石碑は現地に復元されるはず)。宮城県在住エージェントからのお願い。