私たちがいま「明朝体」と呼ぶ活字書体(印刷文字の書体・字様)の日本におけるルーツは黄檗山萬福寺で天和元年〈1681〉に開版された鉄眼版一切経であると言われていて、この印刷文字書体は日本でかれこれ340年ほど使われています。天保壬寅年〈1842〉に校訂…
2013年6月6日に開催された講演、堀川貴司「漢籍から見る日本の古典籍 ―版本を中心に―」の中に、自分にとってたいへん興味深い指摘があった。残念ながら実際の講演を拝聴したわけではなく下記の講演録を通じて知ったもので、漢籍を対象とする書誌学の考え方に…
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