日本語練習虫

旧はてなダイアリー「日本語練習中」〈http://d.hatena.ne.jp/uakira/〉のデータを引き継ぎ、書き足しています。

モリサワ『たて組ヨコ組』52号/1999

通常の書影はオモテ表紙(表1)のみを掲げるが、本誌は両開きという特殊な性格の雑誌であるため、開いた状態の書影を掲げる。

ヨコ組●もくじ
特集:海外に打ち出されたニッポンそのイメージとグラフィズム
幻の東京オリンピックと1930年代の対外宣伝デザイン 川端直道――Y2
国際報道写真協会における原弘の対外デザイン/日本工房のデザイン[1]対外文化宣伝誌『NIPPON』/日本工房のデザイン[2]対外貿易振興誌『COMMERCE JAPAN』/対外文化宣伝機関国際文化振興会の諸活動
日本は何を「宣伝」してきたのか[鼎談]柏木博+松浦寿夫古川隆久――Y12
戦時下の対外宣伝誌/戦後の貿易振興誌
「日本」という国際舞台 ユニバーサルデザインの展開〈1960-〉――Y18
世界デザイン会議/第18回オリンピック東京大会/日本万国博覧会
ハイブリッドジャパン 「日本」の再発見と読解〈1978-〉――Y22
日本の時空間―間/第29回アスペン国際デザイン会議「日本と日本人―矛盾の統合」/ジャパン・スタイル/ジャパン・デイ/日本のデザイン―伝統と現代/ヴィジョンズ・オブ・ジャパン/interview:田中一光
海外から見た「日本」――Y28
日本のデザイン:1950年以降/前衛芸術の日本1910-1970/日本の出材にベントにおける欧米の反応:リチャード S.ソートン
新しい世界像に向けて 「日本」の可能性〈1997-〉――Y30
デザインの正規―視覚情報の現在と未来/2005年日本国際博覧会/interview:原研哉
他者の眼によって培養され、打ち出された「日本的なもの」 磯崎新――Y32

たて組●もくじ
DESIGNER'S VIEW・2/東泉一郎――T2
聞き書きデザイン史・18/中村誠――T6
プリプレス・テクノロジー・2 WEBというフロンティア/小笠原治――T12
ドイツの最も美しい本――T14
ヴォルフガング・ラッシュ/向井周太郎
DESIGN NOW・1 デジタルリストウォッチの新しい局面――T20
DESIGN NOW・2 ZKMが模索するデジタルメディアの可能性――T22

編集企画=勝井三雄
アートディレクション=勝井三雄
デザイン=杉本浩
表紙デザイン=平野敬子[撮影:佐藤康生]
編集・進行=アルシーヴ社

『たて組ヨコ組』第52号
1999年7月20日発行
発行=株式会社モリサワ
CTP印刷=大日本印刷株式会社

上記に引用した奥付相当箇所の表記によれば、1999年通巻52号の誌名は『たて組ヨコ組』となっている。また「QUARTERLY」の英文表記は残されているものの、季節を示す語句は省かれた。なお、この通巻52号のデータは@bxjp氏にご提供いただいた。