新国立競技場問題については、ここ2年ほど、《マンガ建築考の森山高至が「たてものと生活と社会と文化」を考えています》という「建築エコノミスト 森山のブログ」を折に触れて読んでいた。
解体前の段階で提言されていたリファイン案は実に素晴らしくまた蒙を開かれた。
「新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について」1?15 URL(たぶん続く)全文熟読。新国立競技場こそが、日本社会が人口オーナス期の建築インフラの在り方に真剣に取り組みはじめたシンボルとなれるよう、強く願う。
結局国立競技場は解体されてしまったけれど、去る5月28日、ツイッターで森山氏が「真国立競技場」案についてのステートメントを流し始めた。建築の文化と歴史、スポーツの文化と歴史に敬意を払った、実に素晴らしい提案になりそうな予感!
その参加者募集の流れの中で、《「真ゲッターロボ」みたいな勢いのあるロゴ》の募集が呼びかけられていた。
新国立競技場代替案、真国立競技場の計画案を作成中につき・・・同時に見積もりと運用事業計画書も作成したいと思います。そのあたりをチャチャッとまとめていただけるような方も。正確さより早さが勝負なので大学生、大学院生の方でもかまいません。
新国立競技場代替案、真国立競技場の計画案を作成中につき・・初代の国立競技場、これをベースに最新式にします。 URL
「真国立競技場」案のプレゼンテーションは、外資に「国立」を乗っ取られるかもしれないという黒船襲来など事態が大きく展開しようとする中でのスピード勝負になるようだ。
拙速と言われてもいい、ロゴの提案をしてみようじゃないか。
というわけで、「真ゲッター」と聞いた瞬間「大髭113」か「大髭115」の二択だろうと思ったうちから大髭115を選択し、「国立競技場」という文字列が「プレイヤーのフィールド目線でメインスタンド/屋根を見たときの感じ」にならないだろうかとスケッチしてみた。
原案1
原案2
この「日の丸」をどう収めるかや「兄」をピクトっぽくしてしまうかどうかなど幾つか悩んだ末に、今の自分にはこれ以上大きく変えることはできないだろうという公開提案を(たたき台として)お送りした。
日の丸は赤い方がいいのではないかと即座にコメントをいただいて再提出したのが、現時点の最終案になる。
真国立競技場ロゴ、まだなら叩き台に: > @mori_arch_econo "新国立競技場代替案、真国立競技場の計画案を作成中につき・・・誰か「真国立競技場」のロゴマーク作って!永井豪先生の真・ゲッターロボみたいな勢いのあるやつ" URL
2015-06-02 00:00:39 via Twitter Web Client to @mori_arch_econo
建築エコノミスト 森山のブログ「真国立競技場へ10」
来る2015年6月16日に神宮前で開催される「森山高至トークライブ」にて、ひょっとすると「真国立シール」がプレゼントされるかも?とのことなので、新国立競技場に関心をお持ちの皆様、よろしかったらぜひ。