日本語練習虫

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Win10(TP)Build 10041「ヘルプ」の不具合とIE11の設定

3月24日付PC Watchに掲載された「Microsoftが方針転換。ブラウザにAdobeなど他社の技術を実装」という記事に関連して。
1月に出ていたWindows 10 Technical Preview Build 9926でもIE11のバージョンは「更新バージョン11.0.8(KB2953522)」で、この表示は3月版のTechnical Preview Build 10041でも変わっていないのだけれども。

上記記事にある「about:flags」で出てくる表示と、とある重要な機能の挙動が変わっていた。
Build 9926のIE11で「about:flags」した時には全て英語表記だったのだけれども。

Build 10041のIE11で「about:flags」すると、8割くらい日本語表示になっており、また選択できる項目もずいぶん増えている。

そしてここからが本題。上記記事が言及する「Experimental Web Platform Features」の機能のおかげで、サードパーティー製品のヘルプが動かなくなるという話。

上の図は、Win10をホストとするVMware Player 7.00のヘルプボタンを押した際の表示。
Build 9926では「Experimental Web Platform Features」をEnabledしない限り(デフォルトは「Automatic」)サードパーティー製品のヘルプファイルが機能しなくなるということは無かったのだが。
Build 10041では「Experimental Web Platform Features」が「自動」(デフォルト)でも「有効」でもヘルプが使えず、ヘルプを使うには、この「Experimental Web Platform Features」を「Disabled」(無効化)しなければならない。
すでに同様の記事がどこかに書かれているかもしれないが、Windows 10 Tecnical Preview Build 10041を「IE11の実験」以外の様々な一般用途で使っていく上で重要なノウハウと思い、以上メモしておく。